福岡県門司区は、近代日本を支えた港町として歴史に名を刻んでいます。
昭和50年代末から豊前海の北部を中心に牡蠣の養殖が行われ、豊富な栄養で春先から育てた牡蠣は、初冬には身入りの良い大粒の牡蠣に育ちます。
豊前海で収穫した牡蠣は、ひとつひとつ丁寧に磨かれ、紫外線で殺菌処理された海水に浸けられて出荷されます。
そんな福岡県 門司産の真牡蠣の魅力をご紹介していきます。
【福岡県 門司産 真牡蠣①】どこにあるの?
瀬戸内海に面する門司区は、ウォーターフロントの工場群を博物館やレストランに改装した門司港レトロで有名な港町です。和布刈公園には海に面した遊歩道があり、夕日をバックに関門橋の下を通り抜ける船を見に来る人々が訪れます。
白野江植物公園の丘からは遠くまで広がる海の景色を楽しむことができ、花壇に縁取られて桜の木陰を通る小道を散歩することもできます。
また豊前海は瀬戸内海最西部の周防灘に位置する内海性の海域です。
水深は15mより浅く、海底は泥または砂泥となっており、干満差は最大4mに達し、沿岸域には干潟が形成されています。
豊前海では、カレイ類、エビ類、ガザミ類などの魚類や甲殻類を対象とした小型底びき網、小型定置網が主要な漁業となっていて、牡蠣の養殖業も盛んに行われています。
【福岡県 門司産 真牡蠣②】真牡蠣とは
真牡蠣の旬は冬で、10月~4月ぐらいまで収穫されます。
真牡蠣は一気大量産卵をする特徴があるため、春頃から身が入らなくなってしまいます。(三倍体真牡蠣は例外)
そのため真牡蠣については、産卵前の冬の時期が旬とされています。
栄養豊富な豊前海で育つ牡蠣はどんどん栄養を蓄えて成長するため、殻は小粒ですが、開くとぎっしり身が詰まっています。
すっきりとした味わいで、磯臭さや牡蠣独特のクセがなく、さわやかさを感じるうまみがあります。
プリッとした食感も絶妙で牡蠣が苦手な人も生でもおいしく食べられるのが特徴です。
いかがでしたか?
福岡県 門司産 真牡蠣は栄養豊かな豊前海で豊かな恵みを蓄えた牡蠣は、爽やかな磯の香りと強い甘みを感じさせてくれます。
牡蠣の美味しさの秘密、それは何と言っても栄養豊かな豊前海です。
豊かな恵みを蓄えた牡蠣は爽やかな磯の香りと、強い甘みを感じさせてくれます。
それでいて嫌な癖も無くすっきりとした味わいで多くの牡蠣好きから高い評価を受けていますので、是非!旬の味覚をご堪能下さい。
著者
- UOICHI MARKETSは全国の産地から厳選した旬の牡蠣(カキ)・オイスターを中心に海産物や加工食品の通販・サブスク(定期購入)ができるショップです。
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