深い旨味が口いっぱいに広がり、濃厚かつクリーミーな味わいの牡蠣は、冬の人気食材としても知られています。
そんな牡蠣の一般的な消費期限は水揚げした日から4日、加熱する場合は5日程度とされています。
美味しい牡蠣を長期保存したいという場合には、冷凍保存するのがオススメです。
冷凍保存であれば、1ヶ月程度美味しく保存することができます。
ここでは、牡蠣をおいしく長持ちさせる保存方法などについてご紹介します。
【殻付き牡蠣の冷凍保存】
①牡蠣の殻を水洗いする
たわしなどを使って綺麗に洗って下さい。
※牡蠣を殻付きのまま扱う場合には、軍手などを着用してください。
②牡蠣の殻の水気を拭き取る
キッチンペーパーなどを使って丁寧に拭き取ってください。
※水気があると味が落ちてしまいますので、しっかりと拭き取るようにしましょう。
③保存袋(容器)に入れる
殻が膨らんでいる方を下にして、重ならないように入れて冷凍してください。
【殻付き牡蠣の解凍方法】
殻付き牡蠣は、電子レンジを使用することで簡単に解凍できます。
まずは、耐熱皿に殻付きの牡蠣を1つのせてふんわりとラップをかけ、500Wで4分程度加熱します。
次に、食事用のナイフか牡蠣用ナイフを牡蠣の殻の間に差し入れ、殻を開きましょう。
手を怪我しないように、軍手を使用するのがオススメです。
殻が開いたら、身を取り外し、塩水で洗って完成です。
【むき身牡蠣の冷凍保存】
①牡蠣の汚れ取り
水を入れたボウルに牡蠣を入れて軽く洗い、一旦水を切り、小麦粉または片栗粉をまぶして少しの水を入れて軽く混ぜる。
何度か水を入れ替えて汚れを流す。洗った牡蠣をキッチンペーパーの上に並べて余分な水分を取る。
一番簡単な洗い方は、ザルに牡蠣を入れて、ザルごと優しく動かして汚れを取る方法です。
簡単なのですが、牡蠣の細かい部分まで汚れを落とすことができないので、中華料理によく使われている片栗粉でもみ洗う方法が良いでしょう。
牡蠣に片栗粉を振ってしっかり混ぜてから、塩水で片栗粉をきれいに流します。こうすると、片栗粉と一緒に汚れが取れて、きれいになります。
②牡蠣の水気を拭き取る
キッチンペーパーなどを使って丁寧に拭き取ってください。
※水気があると味が落ちてしまいますので、しっかりと拭き取るようにしましょう。
③保存袋(容器)に入れる
牡蠣が重ならないようにバットなどに並べて冷凍する。
牡蠣が凍ったら保存容器に牡蠣を移し、冷凍庫に入れて保存する。
【むき身牡蠣の解凍方法】
牡蠣のむき身を解凍する際には、塩水で解凍させるのがポイントです。
必要な分だけ取り出し、3%の塩水に1時間くらい放置しておきましょう。
冷凍庫から出して、直接加熱してしまうと、身が縮んでしまうため、注意が必要です。
解凍した牡蠣は、下処理も全て済んでいるため、すぐに調理に使用することができます。
冷蔵保存では長くて3日しかもたない牡蠣も、冷凍することで1ヶ月程度おいしく楽しめるようになります。
殻付きでもむき身でも簡単に冷凍できるため、ぜひ適切な保存方法で美味しく牡蠣を召し上がってください。
著者
- UOICHI MARKETSは全国の産地から厳選した旬の牡蠣(カキ)・オイスターを中心に海産物や加工食品の通販・サブスク(定期購入)ができるショップです。
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