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意外と知らない?牡蠣の部位や名称【牡蠣の知識】

牡蠣の部位や名称

牡蠣とは

牡蠣とはイタボガキ科に属する二枚貝の総称で、各地の沿岸に分布し、養殖も盛んに行なわれています。
二枚の殻は左右で異なり、右の殻は平たく、左の殻はふくらみをもち、岩などに付着します。
殻の表面は多くの薄板が重なっており、形は付着生活のため一定しません。
多くは同一個体で雌の時代と雄の時代とが交互に現われ、5~8月頃が産卵期で、冬季には成熟体となります。
日本近海に約25種知られ、おもな食用種にマガキ、イワガキ、イタボガキなどがあります。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について

【牡蠣の構造】

牡蠣の部位や名称

牡蠣の身は、アサリやハマグリと同じ、二枚の貝殻に包まれています。
しかし、アサリやハマグリはおおよそ同じような形をしていますが、牡蠣は周囲の環境によって細長くなったり、丸くなったりと、殻の形が変わります。
二枚の貝殻が、貝柱と靱帯でくっついていますが、牡蠣はアサリやハマグリと違って、貝柱は1つしかありません。
殻を開けてみると、貝柱や外套膜しか見えませんが、えらをはじめ、心臓、口、胃、腸、肛門などもちゃんと付いています。

牡蠣の部位や名称

【レア映像?牡蠣の心臓】

開いたばかりの殻付きかきでは、牡蠣の心臓が動いているのを観察することができます。
特に殻付きかきの保存温度を上げてから開くと活発に動いているのが観察できます。

少し揺れて見づらいですが、心臓が動いているのがわかりますでしょうか??
牡蠣の心臓は貝柱のすぐ下にあり、心臓を傷つけることなく殻を開けると確認ができます。

【牡蠣の餌】

牡蠣の餌は植物性プランクトンなどで、昼も夜も休みなく1日中食べています。
餌を取り込むのには「エラ」を用い、大量の海水を吸い込み、中に浮かんでいるプランクトンをこしとります。
この時、牡蠣1個がろ過する海水の量は、1時間に約10リットル(ポリバケツ1杯分)にもなります。
ですので、海水中にいる時の牡蠣の胃の中は常に充満しています。
でも天然の牡蠣は干潮時には空気中にさらされ、餌を取れなくなりますので、効率を上げる為に考え出されたのが「養殖」です。
牡蠣が常に海水中にいれば、四六時中餌を取れるので成長が早くなります。牡蠣の場合は養殖でも味は落ちません。

最後に
意外と知られていない牡蠣の構造は、蛤やあさりと違い、環境によって形が変わることがわかります。
また、心臓の動く映像はなかなかレアだったと思いますので、ご自身で食される際に、ぜひ探してみてくださいね。

著者

UOICHI編集部
UOICHI編集部
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