岩牡蠣は冬場に最盛期を迎える真牡蠣とは別種で、夏の時期に最高に美味しくなる牡蠣です。真牡蠣と比べてさらに味が濃厚、噛めば磯の香りが口いっぱいに広がります。夏ならではの海の幸、栄養価も高くなるこの時期におすすめの岩牡蠣について解説します。
兵庫県相生市とは
相生市は、兵庫県の南西部に位置し、姫路まで電車で約20分、神戸まで電車で約60分、大阪へは新幹線で約50分。近隣都市へアクセスしやすい、交通利便性の高いまちです。
1年を通じておだやかな気候に恵まれており、南にはペーロン競漕が行われる相生湾と風光明媚な瀬戸内海、北にはのどかな田園地と緑の山々が広がる、海と山に囲まれた自然豊かなまちです。
岩牡蠣とは
岩牡蠣は6〜9月頃の夏が旬の牡蠣で、真牡蠣は11〜4月頃の冬が旬の牡蠣です。産地も岩牡蠣は多くが日本海側なのに対し、真牡蠣は太平洋側であることが多いという違いがあります。
もちろん見た目や味にも違いがあり、中でも最も特徴的な違いはその大きさです。
岩牡蠣は殻も身もかなりボリューミー!そして殻もかなりゴツゴツしていてまさに岩のような見た目をしています。牡蠣らしいクリーミーさを感じさせつつもあっさりとしたお味でまさに夏にぴったり。
お刺身としてさっぱりいただくのもおすすめです。
一方真牡蠣は、岩牡蠣と比べると殻も薄く身も小ぶりですが、その分凝縮されたようなクリーミーさを味わうことができ、鍋やカキフライなどにしても牡蠣の甘みを感じることができます。
相生牡蠣とは
通常、カキは食べごろになるまで2~3年を要しますが、相生湾で育つ「相生かき」は種付けから約半年で、出荷できるまでに身が大きく育ちます。
その大きな理由は、相生湾が、氷ノ山等の山々の栄養分をたっぷり含んだ雨水が「揖保川」と「千種川」の2本の川から注ぎ込む、養分が大変豊富な漁場であるからです。
一年で大きく育つカキは、殻いっぱいに身が入り、純白でぷりぷりとした弾力があり、栄養をたっぷり食べて育っているので、加熱しても身が大きなまま、縮みにくいことで好評です。
また、味も濃厚でカキ特有の甘みと風味が絶品と名高く、一度食べて頂ければやみつきになること間違いなしです。
牡蠣が育つのは海の中ですが、牡蠣の大好物の「食物プラソクトン」は、森の奥深くから川を通って運ばれてきます。
西播磨は、緑豊かで美しい山々に囲まれ、清流の千種川や揖保川が山の栄養を播磨灘まで運びます。
西播磨地域はいずれも一年牡蠣の名産地ですが、その中でも静かで自然豊かな良湾「相生湾」は牡蠣の成長にとても適しています。
その美昧しさの理由は、産地相生に行けば納得!
著者

- UOICHI MARKETSは全国の産地から厳選した旬の牡蠣(カキ)・オイスターを中心に海産物や加工食品の通販・サブスク(定期購入)ができるショップです。
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