牡蠣一覧

UOICHI MARKETSが厳選した牡蠣をご紹介します


岩手県の北に位置する大槌湾では、3月に入ると山に積もった雪が解け、栄養分をたっぷり含んだ雪解け水が大槌川と小槌川を通り大槌湾に流れ込みます。
この雪解け水によって植物性プランクトンが大量発生します。
この植物性プランクトンを牡蠣が食べることで身が丸々と太り、プリッとした食感の牡蠣に成長します。

釜石湾は北は馬田岬、南は尾崎半島に囲まれている。
三陸復興国立公園の中心部にあり、この地形を活かした牡蠣の養殖が盛んな場所です。
豊かな自然環境の中で、親潮の豊富な栄養分と、北上山地から甲子川を通じて山の栄養分が流れ込む釜石湾。
湾内は波も穏やかで水質が良く、カキの餌となる植物性プランクトンが豊富な環境で育った牡蠣は旨味が濃縮した濃厚な味わいが特徴です。

山田湾は大沢川、織笠川など複数の河川が注いでいます。
これらの川が三陸の背後にそびえる急峻な北上山地の山々の豊富な栄養分を注ぎ込み、湾内では多くのプランクトンが発生するとともに沖合いでも親潮(寒流)と黒潮(暖流)がぶつかり大量のプランクトンが発生。
栄養豊富な海で育った牡蠣の味わいはインパクト大です。

気仙川などから流れ込む栄養豊富なプランクトンを餌にする広田湾の牡蠣は品質と大きさと味の三拍子を兼ね備えた牡蠣で、殻の形は大きい物でも丸みがあり、中身はプックリとして、噛めば噛むほど甘味が出てくるのが特徴です。
また貝柱の甘味がほどよく残り、三陸らしい塩気と磯の香りを感じることができる牡蠣に育ちます。

大船渡湾の特徴は湾の大きさに比べ、外海と接している開口部が狭い”閉鎖性海域”と言う点です。
もう一つの特徴として、盛川とその支流4本、単独流入2本の合計6河川が流れ込んでいる事です。
その事により川から海へ森の栄養が必要十分に流れ込みます。
閉鎖性海域の影響でその栄養分が外海に出ず湾内を漂いながら海のプランクトンを育てます。
その豊富なプランクトンを食べて育つ大船渡湾の牡蠣は濃厚な味わいが特徴です。

北海道最大の湖であるサロマ湖は、オホーツク海と繋がった海水と淡水が入り混じった日本最大の汽水湖です。
冷たいオホーツク海の海水とサロマ別川から流れる真水とが絶妙に混ざり合い、短期間でぷりっと締まった身入り、そして濃厚な味わいの牡蠣に育ちます。

仙鳳趾は釧路町の東側で厚岸湾の端に位置することから、潮の流れが少しきつく、そこで育った牡蠣は身の締まったプリプリとした牡蠣になります。
殻に対して身が大粒で、強い甘味と濃厚でコクのある味わいが特徴です。
また、北海道東側は涼しい気候のため、年間を通じて水温が低いことから一年中牡蠣が食べられます。

北海道の東に位置する厚岸町は、古くからアイヌ民族の中心都市として栄えてきました。
厚岸湖とそれに直結する厚岸湾は、外海のプランクトン豊富な海水と、山や湿原の養分をたっぷり含んで注ぐ別寒辺牛川の淡水が混じり合う海域。
栄養を十分に取り込み、コクがあってうまみが凝縮した牡蠣に成長します。

知内産カキは津軽海峡に流れ込む知内川の雪解け水の恵みを受けて身入りが向上すると考えられており、殻の中いっぱいに身が詰まることで知られています。
また、低温できれいな海水で成長していくためか臭さが少なく、身の締まりも良くて、味が濃厚なことが特徴です。

播磨灘に面する兵庫県室津は、相生とほど近く豊富なミネラルを含む漁場。
牡蠣を一度水揚して選別、再び海に戻して潮海で洗い磨く「二度磨き」をし、身を引き締め甘みの詰まった牡蠣を育成させています。
1年牡蠣のため、殻も薄く小ぶりではありますが、身入りよし・クセなし・食べやすさよしの牡蠣。
加熱後の縮みもほとんどなく、加熱後の見栄えも十分です。

相生の牡蠣は種付けから約半年で、出荷できるまでに身が大きく育ちます。
その大きな理由は相生湾が氷ノ山等の山々の栄養分をたっぷり含んだ雨水が「揖保川」と「千種川」の2本の川から注ぎ込む、養分が大変豊富な漁場だからです。
1年で大きく育つカキは、殻いっぱいに身が入り、ぷりぷりとした弾力があり、加熱しても身が大きなまま、縮みにくいことが特徴。
味も濃厚でカキ特有の甘みと風味が味わえます。

名水百選の一つ千種川の水と、天然記念物生島樹林から注がれる栄養豊富な水とが育んだ豊かな坂越の海は良質なプランクトンを豊富に含んだ完全清浄海域で、牡蠣の生育に最適な環境です。
ここで育った牡蠣には栄養がたっぷり含まれており、熱を加えても縮みにくく、コクと甘みが口の中で爽やかに広がります。
クセや臭みが少なく、貝類独特の香りが苦手な方でも食べやすい牡蠣です。

桃取は、三重県伊勢市の東部にある鳥羽市と愛知県の伊良湖岬の間にあり、リアス式海岸が拡がっているので牡蠣の養殖には絶好の漁場になっています。
加えて桃取は潮流が速い事で有名で、黒潮と木曽三川の淡水がぶつかるので栄養分が豊富な海域として知られています。
伊勢湾と太平洋が混じり合う海域で養殖することで、多くのプランクトンを摂取し雑味の少ない牡蠣に仕上がっています。

阿南市は四国最東端に位置する徳島県南部にあり、東は紀伊水道、南は太平洋を臨みます。
一級河川那賀川と二級河川桑野川に挟まれたプランクトン豊富な海域で育った牡蠣は肉厚で舌触りが良く、味が濃いのが特徴です。

七尾西湾は周囲に山林が多く、山林からの栄養が河川水を通じて海に流れ出し、牡蠣の餌となるプランクトンがたくさん増える環境下にあります。
プランクトンが豊富なので、わずか1年で出荷が可能になるまで成長します。
2、3年ものに比べて小粒ですが、味も風味も良く、肉厚で甘みが多いのが特徴です。

愛媛県南宇和郡愛南町に面する御荘湾は県内でも有数の漁場で、リアス式海岸を有し5つの川が流れ込む恵まれた地形。
湾の入り口が狭く奥行きが長いため、山からの栄養分を豊富に蓄えプランクトンを発生させやすい漁場です。
身が大ぶりでしっかりとしているため食感も楽しむことができ、濃厚なおいしさが堪能できます。

長崎県の五島列島は、九州の最西端に位置する大小あわせて140あまりの島々が連なる列島です。
その中でも五島の牡蠣は、味、大きさ共に申し分なく高い評価を受けています。
海水の塩分濃度がやや高い為、加熱して食した時、他産地よりも少し塩っぽいと感じる事があるかもしれません。
生で食す際は殻を開け水洗いをすると塩加減がちょうど良くなりストレートな爽快さがあります。

日本一干満の差が大きな有明海のおだやかな潮の流れの中で育つ小長井の牡蠣。
海のまわりには国立公園雲仙普賢岳の山並み、日本三百名山に選ばれた多良岳に囲まれ、その山から流れ込む水により、プランクトンが豊富に発生します。
それをエサとして育った牡蠣はふっくらとしていて重厚な味わいが特徴です。

真珠の産地としても知られる長崎県佐世保市・九十九島は、入り組んだ海岸線と島々が美しい風景を織りなす景勝地。
海のすぐそばまで山が迫り、植物性プランクトンが自然に育まれる地形です。
牡蠣の養殖に理想的なこの海で育てられる「九十九島かき」は、小ぶりですが味は非常に良く殻いっぱいに身が詰まっています。

黒潮と親潮がぶつかる三陸女川湾尾浦では、牡蠣の餌になるプランクトンが豊富なのと自然豊かな牡鹿の山々から流れる水で栄養分が非常に高い漁場として知られています。
自然の恵みを受け、丸々と成長した牡蠣はここでしか味わえない滋味豊かでさっぱりした後味が特徴です。

三陸沖は親潮と黒潮との潮目にあたり世界三大漁場と言われる資源豊かな海域です。
親潮が豊富な栄養を運びプランクトンを生みだします。
また南三陸町は閉鎖的水系にあり、土地に降った雨が、他の街の生活廃水などで汚れることなく海に流れ込みます。
この恵まれた環境で育った牡蠣は身がしっかりした濃厚な味わいが特徴です。

狐崎浜は宮城県石巻市牡鹿半島の南側に位置する浜で、牡蠣を中心とした漁業が盛んな場所です。
狐崎浜の牡蠣の特徴は、静かな湾内で育てるのではなく、外海の荒波に揉ませながら育てること。
厳しい自然の荒波の中で育つからこそ、身は大粒で締まりがあり、クリーミーで濃厚な旨味たっぷりの牡蠣が成長します。

万石浦は牡鹿半島の付け根に穴をあけたような形をした海の入り江が湖のようになった海跡湖で、山々に囲まれ、森の栄養分が豊富にが流れ込む牡蠣の養殖に最適な場所です。
植物プランクトンが豊富な万石浦で育った牡蠣は身入りが良好で旨味が強いのが特徴です。

松島産の牡蠣は1年で出荷する「若い牡蠣」です。
蔵王連峰などを源とする鳴瀬川や高城川が流れ込む松島湾の水に、森からの豊富なミネラルや栄養分に恵まれているからこそ、早く美味しい牡蠣が育つといわれています。
松島湾産の牡蠣は広島牡蠣と並び称されますが、広島産より小粒で身が締まって、旨みが凝縮されているのが特徴です。

栄養豊富な豊前海で育つ牡蠣はどんどん栄養を蓄えて成長するため、殻は小粒ですが、開くとぎっしり身が詰まっています。
すっきりとした味わいで、磯臭さや牡蠣独特のクセがなく、さわやかさを感じるうまみがあります。
プリッとした食感も絶妙で牡蠣が苦手な人も生でもおいしく食べられるのが特徴です。